生まれ育った土地を離れ、そこそこ長くすごした土地も離れ、今は妻の実家のそばに家を持ち過ごしています。
これまで生きていた土地ごとにもちろん友達ができ、仲良くしてきました。
と申しましても、どちらかといえば人見知りが過ぎるのがわたくしであります。
友達はできにくく、かつ少ない……。
ただ友達というものは、
大切にすればとてもとても長く付き合うことができ、
そうでもない方は、わりとあっさり縁が切れる。
そんな存在であるのでしょう。
みなさま、親友と呼べる友がいらっしゃいますか??どうもohjiです。
今回はこの「友達」を巡り、我が息子に起こったことを記したいと思います。
友達とトラブル発生
餅つきの日に発覚
先日の餅つきイベントの日に事は発覚いたしました。
学校から妻の携帯へ電話が入り、何やら餅つきの後、うちの息子を含めた4、5人を注意した、とのこと。楽しんで帰ってきた後だったこともあり、ちょっとびっくり。何かあったか??考えてみても思い出すことができません。みている限り何も起こった記憶はないのです。
電話が終わり、妻から話を聞くと、「餅つきがあった週の帰り道、数人で帰っているうちの1人の友達に、うちの息子を含めた数人がその子に対して、ちょっと嫌な気分にさせることをした」という内容でした。ついにうちの息子、呼び出しを食らってしまったようです……。
早いな……、呼び出し。
具体的に何したかというと
どうやら鬼ごっこをしたらしいのですが、
その気分を害した子は足が速くないらしいのです。
ですが、息子を含めた他の子たちが、その足の遅い子を一歩的に鬼にしてしまい、1人置き去り状態にしてどんどん帰り始めた。そんな感じでした。
その最中に「〇〇君はあしが遅いもんね」みたいなことをみんなで言ったみたいです。
たまたま、その子の保護者さんが車で迎えにきたらしく、「そういう事はやめてね」と告げられ、かつ、学校へ連絡が入ったようなのです。
そのお子さんとそれを目の当たりにした保護者さんは、それは気持ちのいいものではないですよね。
そのメンバーにうちの子も入っていました。ちょっと残念な気持ちです。
子供のやる事なので……
正直、そんな気持ちもありましたが、その子の気持ちになれば嫌な思いをした事は間違いないです。
そんな気持ちがわからない息子にはなって欲しくもない。
ですからここはもちろん強くしかりました。
相手の気持ちを考えたのか?
自分がされたらどんな気持ちがするか?
テンションが上がって、周囲の子供達とただただ「楽しい」と思った事は、
された側の気持ちを全く考えることもなく、
その場で満足な謝罪もなく終了してしまったようです。
さんざん叱った後、息子は目に涙を浮かべ、泣きそうになっていました。
幸い、嫌な気持ちにさせた子に対しては、先生立会いのもと、もうしないという約束をしたようでした。
時間が戻れはいいのに……
その夜、もう寝ようかという時間にさしかかった頃、息子が何かボソボソ言っていました。
何を言っているか、問いかけると。
「時間が戻ればなあ。2歳くらいまで戻ればいいのに」と言いました。
2歳っていうのは、なんなのかわかりませんが笑
私「なんで時間が戻ればいいわけ?」質問します。
息子「〇〇君に言ったことや、やったことをしなくて済むのに…」これが答えでした。
そのために、息子の中で「時間が戻ればなあ」という考えに至ったようです。
時間が戻れば解決??
私「時間が戻っても、〇〇君に言ったことを本当に言わなくなるんだろうか??」
時間が戻れば、再発しないのかい??といったような質問を息子には投げ返しました。
息子は沈黙です。
私「仮に2歳まで戻れても、その失敗を知らない息子君が大きくなったら、全く同じ日に同じ失敗を繰り返してしまうとお父さんは思うよ」私はそう返しました。ちょっと難しかったかもしれませんが、息子はわかっていたように見えます。
失敗を明日に活かす
つまり、これだと思うのです。
失敗を安易に元に戻そうとしても、きっと同じことを繰り返しますから、
その「やっちまったなあ」という苦い経験を、
「同じような場面」に直面した時、活かすことができるか??
これがとても重要なことなのだと思いますね。
常にそんなことを考えて生きていく事は、子供は難しいかもしれませんが、わかっといてほしい。
失敗、挫折に強いひとになってほしいと思います。
トラブルをトラブルで済ませない
起きた事はしょうがないと、私はそう思います。
もちろん事と次第によりますが……。
ただ、失敗の叱責ばかりしてしまうのも違いますので、
それをどのように明日への糧にし、子供たちを成長させるか??
この手助けをするのは大人の仕事なのでしょう。
息子はこのたび人を嫌な気持ちにさせました。
反省を次同じような時にしないように叱ったつもりですし、彼なりにきっちり反省を行い、今後の自分の発言や行動に気をつけることを約束しました。
どこまで続いていく友達関係かはわかりませんが、
現段階では大切な友達のはずです。
これを機に、改めて友達との付き合い方、
人との接し方を少しこれまでより考える男になってほしいと思いました。
その後、その友達とは問題はなさそうでなによりです。
友達は大切にしてほしいですね。
一生の友達になる人もこれから出てくるでしょうから。
そして、ちょっとした苦い経験を、
ちゃんと覚えておいて、
その経験を活かすことができるようになってほしいですね。
友達少ない父に言われても
説得力、無しか!?
そんなことないぞ!!
苦い経験はしまくってるからな!!
本日もありがとうございました。
END